STAFFデイリーインタビュー⑤:監督 木﨑文智さん
監督
木﨑文智さん
Q1 本作ではどのような役割をされていましたか
監督
Q2 印象に残った思い出や苦労した事、エピソードがあればお願いします
最も大変だったのはお話作りですかね。ここまで豪華な座組みでつまらないものは絶対に作れないと思っていましたので‥要であるストーリー担当の冲方さんがそのうちロスト化するんじゃ無いかと心配してました。自分も相当ヤバかったですが‥(笑)
印象的だったのは、ポリゴンピクチュアズの熱量高い優秀なスタッフとの仕事の全ては良き経験でした。
彼らの創り出す、驚愕のクリエイティブ映像がこれからのcgアニメをさらに盛り上げていくんだろうなと感じましたね。
ポリゴンピクチュアズでは1人のクリエイターが捌ける工数とスケジュールが徹底管理されています。その場凌ぎで最後は力技でなんとかする作画アニメとは全く違う制作環境でした。
作画で簡単な事がまだ難しかったりとかするcgアニメですが、技術の伸び代は、まだまだ無限だと思います。
Q3 お気に入りのシーンや特に力を入れたシーンやプロダクトはございますか
全シーンに力入れていますが、エモーショナルな部分で個人的には中盤、厚木が激昂し渋田所長をブン殴る~渋田が号泣、のシーンが印象深いです。
おっさんの号泣、見るたび感極まってしまうのは僕だけでしょうか(笑)
渋田は娘同然に育てていた美子を基準合格者たる老人達に捧げざるおえない状況に追い込まれ、美子の意思もあり苦渋の決断をしたのですが、、、中間管理職の悲哀、、、なんだか監督業している自分と重なるんですよね